ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、長距離砲が提供されてもロシアの領土が攻撃されるリスクが高まることはないと表明した。欧米の政府関係者からは、ウクライナに強力な長距離兵器を提供すればロシアの領内を攻撃することが可能になり、すでに3カ月に及んでいる戦争がエスカレートしかねないとの懸念が出ている。一方、ロシア政府関係者は、米国が高性能兵器を供与すれば両国が直接衝突する可能性が高まると警告している。ゼレンスキー氏は5月31日に放映された「ニュースマックス」のインタビューで「ロシアを攻撃するつもりはない」と表明。「われわれはロシアの領土で戦っているのではない。戦争はわれわれの領土で起きている」と述べた。
ウクライナ大統領「ロシア領土は攻撃しない」
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