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【儲かる副業】情報ビジネスは「見込み客」で決まるPhoto: Adobe Stock

情報ビジネスにも「王道」がある

 情報ビジネスは最も範囲が広く、稼げるライフワークのビジネスジャンルのように、いろいろな種類があります。どれも手作りのオーダーメイドになりますので、その意味では「王道」がありません。

 しかも、芸能人と違って私たちには知名度がないので、YouTubeやブログがバズるという奇跡も、よほどの幸運に恵まれない限り期待できません。大手企業と違って広告費にお金をつぎ込むこともできません。

 したがって、最低限の出費で最大限の効果をあげることが、個人が取り組む情報ビジネスにとって、必要不可欠となります。

 そして、コストパフォーマンスがいいという意味であれば、情報ビジネスにも「王道」がある。それは、「見込み客だけに、商品やサービスを個別に案内する」シンプルな手法です。「見込み客」とは、将来、あなたのお客さんになる可能性が高い人です。

 個人レベルで情報ビジネスに取り組む私たちにとって、最もお金がかからない方法です。

 そこで原則として「王道」に沿って進んでください。「王道」から横道にそれたり、ショートカットしたりすると、うまくいきません。ですからまずは、「王道」をしっかりと頭に叩き込む。まずは、王道の型を忠実に守って徹底的に極めるのです。極められたら改良を加えて型を破り、最後に独自の型を編み出して離れて、アレンジいただいても構いません。

「王道」は、陸上競技場や競馬場のようなトラックコース状になっています。傾斜がついていて、少しずつ登っていく螺旋構造の自走式の立体駐車場のようなイメージです。つまり、その王道を歩くあなたは今後、似たようなことを反復継続することになります。

 スタートした後、最初の第1コーナーで「見込み客による認知」、次の第2コーナーで「見込み客の底上げ教育」、続く第3コーナーで「コンテンツの提供」、そして第4コーナーで「お得意さん化や仲間化」に取りかかります。

 普通であれば、第4コーナーを曲がった後に「ゴール」、つまりスタート地点に戻りますが、情報ビジネスでは螺旋状にぐるぐる周りながら上に登っていくので、次は2階の第1コーナーへと進んでいくことになります。

 ちなみに情報ビジネスの場合には、見込み客に届ける「ルート」のウェートが非常に大きくなります。そのため今後、見込み客に届けるルートが続々と登場しますので、自分に使えるものはどれなのかを意識しながら、本書を活用してください。

*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。