ジョー・バイデン米大統領は、中国からの輸入品に対する関税の一部撤廃に向けた判断に近づいている。制裁を維持するよう労働組合から圧力を受ける中、同氏は記録的な物価上昇に対応する方法も模索し続けている。政府当局者らによれば、バイデン氏は数週間以内に、ドナルド・トランプ前大統領が発動した対中関税の延長について最終判断する見込み。ホワイトハウスのカリーン・ジャンピエール報道官は14日、最終判断は下されていないとする一方、一部の関税は思慮に欠けるとの批判も展開した。同氏は「最初から指摘していた通りトランプ氏による関税の一部は無責任なもので、米国の経済および安全保障を前進させるどころか各家庭や企業の経済負担を高めた」と述べた。
バイデン氏、対中関税の一部撤廃検討 物価上昇受け
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