米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は15日、75ベーシスポイント(bp)の利上げは今回で最後になるとは限らないことを示唆した。  パウエル氏は、今回決定した75bpの利上げは「非常に大規模」とし、こうした規模の金利引き上げが「当たり前になるとは思っていない」と述べた。その上で、7月に予定する次回の連邦公開市場委員会(FOMC)では、現在の状況を踏まえると「50bpか75bpの利上げの可能性が高くなると思われる」と語った。