米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は15日、テキサス州で行われた下院議会補欠選挙で共和党のマイラ・フロレス氏に投票したと明らかにした。同氏は、共和党候補に投票したのは初めてだとした上で、穏健派向けに政治活動委員会(PAC)を立ち上げることを提案している。マスク氏はまた、22年の中間選挙で共和党が大勝するとの見解をツイートした。補欠選ではフロレス氏が民主党候補に勝利。同選挙区は一部がメキシコと国境を接していて、20年の大統領選ではジョー・バイデン大統領が4ポイント差で勝利していた。マスク氏は大統領選に関しても、フロリダ州のロン・デサンティス知事(共和党)への支持に傾いていると述べた。デサンティス氏は24年の大統領選に出馬する意向であるかをまだ明らかにしていない。