米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、16日に予定されているツイッター従業員らとの集会で、同社買収の意向を改めて表明する見込みとなった。事情に詳しい関係者らが明らかにした。マスク氏はバーチャル形式で開かれる全社集会で、約1時間にわたって従業員らが事前に提出した質問に回答する予定。ツイッター買収への意欲を改めて述べる他、世界における同社の重要性についても触れる見込みとなっている。またリモート勤務に関する自身の最近のコメントの説明や、広告やサブスクリプション型サービスの役割などツイッターの今後の戦略に関しても発言するという。マスク氏は今月に入り、テスラや自身が率いる米宇宙開発ベンチャー「スペースX」の従業員に対し、少なくとも週40時間はオフィスで勤務するよう指示。応じることができない場合は他の場で仕事を探すよう提案し、物議を醸していた。