米メディア・娯楽企業ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)の取締役会は、ビンス・マクマホン最高経営責任者(CEO)が不倫関係にあったとされる女性社員の退職時に300万ドル(約4億0500万円)の和解金支払いで内密に合意していたとの疑惑について調査している。取締役会の調査に詳しい関係者らの証言や文書から明らかになった。  関係者によると、この解雇契約は2022年1月に成立したもので、2019年にパラリーガルとして採用された女性(現在は元社員)がマクマホン氏との関係を口外することや同氏の名誉を棄損することを禁じている。