米宇宙開発ベンチャーのスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)で、一部の従業員がイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の最近の発言や行動に対する懸念や不満を書簡で表明した。書簡は経営陣に充てて書かれ、マスク氏個人のブランドと会社を切り離す必要があるとの見解を示し、同氏の「ツイッターでの有害な行い」に公に非難するよう求めた。書簡に署名した従業員の数は明らかではない。経営陣に対しては、1カ月以内に会談の機会を設けるよう求めた。マスク氏の最近のインタビューによると、スペースXには約1万2000人の従業員がいる。社員らは書簡で「われわれのCEOであり最も目立つ広報役としてイーロンはスペースXの顔とみなされている」とした上で、「イーロンが発信するツイートはどれも、実質的には会社の公式声明だ」と指摘した。
スペースX、一部社員がマスク氏の言動を批判
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