24日の米株式相場は続伸。 米経済指標の悪化を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が進める積極的な利上げに対する懸念が和らいだ。ダウ工業株30種平均の終値は前日比823.32ドル(2.68%)高の3万1500.68ドル。S&P500種指数は116.01ポイント(3.06%)高の3911.74、ナスダック総合指数は375.43ポイント(3.34%)高の1万1607.62で引けた。米ミシガン大学がこの日発表した6月の消費者信頼感指数は過去最低に沈んだ。さらに、5~10年先の予想インフレ率は3.3%から3.1%へと下方修正された。アナリストからは、FRBはこれまで予想されていたほど積極的に利上げを進めない可能性があるとの指摘が聞かれた。
ダウ平均、800ドル超上昇 利上げ巡る懸念和らぐ
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