7月スタートの夏ドラマの放送が始まりました。あなたが観たいなと思うドラマはありましたか?ではそれはなぜ観たくなったのでしょう?まずは出演者やストーリーが重要であることは言うまでもありません。しかし、タイトルが気になって観たくなる ドラマもあるのではないでしょうか? 実際、過去にヒットしたドラマのタイトルを見ると一定の法則で作られていることがわかります。それが、今クールのドラマにどれだけ当てはまるかを『すごいタイトル(秘)法則』(青春出版社)の著者でコピーライターの川上徹也さんが検証しました。
ヒットドラマのタイトルは、5つの型に分類される
平成・令和のヒットドラマのタイトルを分析すると、いくつかの型に分類できることがわかりました。それが以下の5つの型です(複数の型にまたがるものもあります)。
(1)「いちご大福」型タイトル
「いちご」と「大福」という異質なものが組み合わされて「いちご大福」が生れたように、本来は合わない二つの単語が組み合わせることで、おいしい化学反応を生み出されているタイトルです。
(ヒットドラマの例) ⇒ 『踊る大捜査線』『リーガル・ハイ』『ダブル・キッチン』『ドラゴン桜』『空飛ぶ広報室』『下町ロケット』『電車男』『おっさんずラブ』『おいしい関係』『あすなろ白書』など