米上場企業による第2四半期の総配当額が過去最高を更新した。今年の株式相場が大荒れの展開となる中、安定した収益をもたらす銘柄に殺到した投資家にとっては心強い兆候だ。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスによると、S&P500種指数の組み入れ銘柄による第2四半期の総配当額は過去最高の1406億ドル(約19兆1300億円)に達した。前四半期は1376億ドル、前年同期は1234億ドルだった。年間配当額は小幅減となった2020年を除き、ここ10年は毎年過去最高を更新している。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの上級インデックスアナリスト、ハワード・シルバーブラット氏は、第3四半期および通年でも、配当額は過去最高を更新するとの見方を示す。
米企業の配当が過去最高、荒れ相場でも健在
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