米アルファベット傘下グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は12日、社員宛ての電子メールで、年内の採用数を減らす方針を明らかにした。ピチャイ氏は電子メールの中で、「年内は採用のペースを落とすが、われわれの最も重要な機会を支えていくことには変わりない」と述べた。グーグルは第2四半期に約1万人を新規採用し、今四半期にもさらに多くの人員を採用しているとも付け加えた。親会社のアルファベットは3月末時点の従業員数について、前年比17%増の16万3906人と報告した。ピチャイ氏は「さらに前進するために、より起業家的に、より迅速に、より集中し、好天の際にわれわれが見せた以上のハングリー精神をもつ必要がある」とした上で、「場合によっては、それは投資が重複する部分を統合し、プロセスを合理化することを意味する。また、進展を一時停止し、より優先順位の高い領域にリソースを再配分することを意味する」と記した。
グーグル、年内の新規採用を縮小へ
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