増刷を重ねて好評多々の感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の出発点となった「1秒シリーズ」の第1弾『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』から、きょうのひと言!
ここ数年、“自己肯定感ブーム”ともいえるくらい、たくさんの関連書籍が出版されました。それほど自己肯定感を高めたいと思っている人が多いということでしょう。そもそも自己肯定感というのは、その言葉のとおり、「自分自身を肯定する感覚」のことです。他人と比較することなく、ありのままの自分自身を尊重することで、さまざまな物事をよりよいかたちで進めるための原動力にもなります。自己肯定感を高めたいからといって、いまとは違う自分へと極端に飛躍するような発想は、自分自身を苦しめることにもなりかねません。そのことを精神科医Tomy先生が、わかりやすく教えてくれます!

※本稿は、『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】自己肯定感を高めたいのなら絶対にやめたほうがいい考え方

自己肯定感を得たいのなら……

【精神科医が教える】自己肯定感を高めたいのなら絶対にやめたほうがいい考え方

自己肯定感を得たいのなら、
人気者になる必要性は
ありません。

むしろ自己肯定感のある人は、
人気者になることを煩わしいとか、
面倒だとか思うぐらいよ。
自分そのままでいて、誰から注目を浴びなくても
何の不安もなく落ち着いていられる状態。
これが自己肯定感の極みなのよ。