米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは22日、旗艦動画配信サービス「ディズニープラス」で初となるR指定(17歳未満は保護者の同伴が必要)映画の配信を開始した。同社は動画配信サービスの新規加入者を獲得するため、大人向けエンターテインメントをこれまで以上に強化している。今回、配信が始まったのはR指定のスーパーヒーロー映画「デッドプール」「デッドプール2」「ローガン」の3本。これらは、マーベル・コミックの漫画を原作とし、ディズニーが2019年に21世紀フォックスの娯楽資産の大半を720億ドルで買収した際に取得したものだ。ディズニーは、大人向け総合エンターテインメントコンテンツに大きくかじを切っている。同社によると、ディズニープラスの会員の約半数は子供のいない大人だという。3月にはマーベル作品を基に制作され、R指定に相当するTV-MA指定を受けたテレビドラマシリーズ「ルーク・ケイジ」などをディズニープラスに追加した。
ディズニープラス、R指定映画の配信開始
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