壱岐市立一支国博物館で
壱岐の歴史を楽しく学ぶ

細部まで作り込まれた巨大なジオラマ。人の表情に注目!細部まで作り込まれた巨大なジオラマ。人の表情に注目!

 壱岐は中国の歴史書『魏志倭人伝』に、一支国という名前で記された歴史ある地。壱岐市立一支国博物館では、島内の遺跡から出土した土器や鉄器などの実物展示とともに、島の歴史を近代から弥生時代へ遡るかたちで紹介しています。

 ダイナミックな映像や木造古代船の再現模型など、最新技術を用いた展示演出はわかりやすいと評判。なかでも王都である原の辻を再現したジオラマ一支国トピックでは、表情豊かな165体のフィギュアが弥生時代の暮らしを楽しく伝えています。

壱岐最大の漁師町、
勝本浦をぶらぶら散歩

県内唯一のブルワリー、ISLAND BREWERYが話題県内唯一のブルワリー、ISLAND BREWERYが話題

 勝本港は壱岐最北端の漁港で、マグロやブリ、イカといった近海漁業の拠点。港には真っ白な漁船がつながれ、民家の軒先には漁に使われる網が干してあったり、釣竿が立てかけてあったりと、いかにも漁師町らしい雰囲気が漂います。路地には木造の建物が連なり、のんびりと散歩をするのにぴったり。古い建物を改装したカフェやブルワリー、レストランなどが点在し、町歩きの途中に休憩するのも楽しい。早い時間なら、地元の人たちが集まる朝市をのぞいてみるのもいいでしょう。