「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?
ワークスペースは
生活スペースとは別空間に
新型コロナウイルスの影響でリモートワークを取り入れる企業が増えましたが、皆さんはどこで仕事をしていますか?
もし家で仕事をするなら、生活する空間と仕事をする空間はできるだけ分けることが大切です。可能であれば、仕事専用の部屋を設けるのがベストですが、それが無理なら、リビングの一角をパーティションや棚、カーテンなどで区切り、そこにデスクを置いてワークスペースに。「ここから先は仕事場」と、見た目でわかるように分けましょう。
スペースにゆとりがなく、それも難しいという場合は、仕事をするときだけテーブルクロスをかけるなど、何らかの方法で「仕事」と「生活」の切り替えを。仕事を始めるときはスリッパを履き替えるなど、自分なりの「スイッチ」を作るのもおすすめです。
なお、いずれも、ドアを背にしてデスクに向かうのはNG。たとえ一人暮らしで誰も入ってこないとしても、ドアという「人が出入りするところ」が背後にあるだけで、気が落ち着かなくなります。
また、パソコンを使うときは、モニターの高さにも注意しましょう。リモートでのミーティングや打ち合わせに参加する場合、ノートパソコンやタブレットをそのままデスクに置いて使うと、モニターのほうが低い位置になるため、相手を見下ろす形になりがち。これではまさに上から目線で偉そうに見え、相手に悪い印象を与えてしまいます。パソコンやタブレットの画面は、自分の目線と同じ高さになるように、台などを置いて調整しましょう。
ちなみに、オンライン会議のときなどに、自分の背景をバーチャルで変更できる機能がありますが、これはあまりおすすめしません。たとえどんなにきれいな風景でも、不自然な背景は相手に違和感を感じさせ、それが悪印象につながるからです。どうしても自分の背景が気になる場合は、大判の布やカーテンなどで隠すようにしましょう。
本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)
李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。