れんがの壁のスタジオには心地よい音楽が流れていた。レギンスをはいた生徒たちがそれぞれマットを広げると、ブルックリンの「ベンド・アンド・ブレイズ」で月曜夜のヨガのレッスンが始まった。ベンド・アンド・ブレイズ(ブレイズは「大麻を吸う」を意味するスラング)では、参加者はレッスン中に大麻を遠慮なく吸うことができる。一般的なヨガの呼吸法は、ここでは全く違った意味を持ってくる。インストラクターのアマンダ・ヒッツさんは「人々は大麻を吸う仲間を見つけたいと思っている」と話した。準備ができた生徒が大麻に火を付けると、煙が部屋中に広がった。そのあとは、木のポーズを取りながらよろめき、下を向いた犬のポーズで体を伸ばし、片方の足を前に突き出し戦士のポーズを取った。