【小学館「マンガワン」問題】作品と作者は別?→『堕天作戦』を愛読していた筆者が出した答え写真はイメージです Photo:PIXTA

小学館の漫画アプリ「マンガワン」が起こした問題が業界を揺るがすほどの騒動となっている。マンガワン編集部が性加害を行った漫画家をかくまうようにして起用していた、というのが大要である。(フリーライター 武藤弘樹)

性加害で損害賠償の元高校教員 
「マンガワン」で連載中の漫画家と同一人物

 今年2月20日、高校の元教員が未成年の教え子への3年間にわたる性加害について、民事訴訟で1100万円の損害賠償を命じられた。

 この人物がマンガワンでかつて連載されていた『堕天作戦』作者の山本章一なのではないか、そういえば現在マンガワンで連載中の『常人仮面』の原作者「一路一」と山本章一は同一人物ではないかという噂もあるぞとネットはざわついた。

 数日後、マンガワンは『常人仮面』の配信停止および単行本の出荷停止を発表、加えて過去に連載していた『堕天作戦』作者・山本章一(本名・栗田和明)が児ポ法違反で罰金刑を受けて連載中止に至ったことと、その経緯を知りながら山本章一のペンネームを「一路一」に変えて新連載『常人仮面』の原作者として起用したことに問題があったと声明を発表した。

 担当編集者は『堕天作戦』も『常人仮面』も変わらず、Xのやり取りを見ていると蜜月な関係だったようである。

 さらにこの編集者は、2021年には栗田氏と被害者のLINEグループに参加し、「連載再開の中止要求の撤回」や、「性加害について口外禁止」などを盛り込んだ公正証書の提案をしたとされている。