リアリティー番組のスター、カイリー・ジェンナーとキム・カーダシアンの異父姉妹は、フェイスブックとインスタグラムを運営するメタ・プラットフォームズの評価を引き下げたようだ。彼らの意見は、懸念を募らせるウォール街のアナリストと同じくらい重要な可能性がある。メタが27日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、初の減収となった。さらに、同社の7-9月期(第3四半期)売上高見通しの中央値は、ウォール街の予想を約10%下回った。アナリストは第3四半期売上高が前期比で増えるとみていたが、メタの予想は経済全体に漂う不透明感が今後も打撃を与え続けることを示唆している。メタの株価は決算発表後の時間外取引で小幅に下げた。ソーシャルメディアの競合が先週発表した決算が不調だったことや、連邦公開市場委員会(FOMC)の27日の政策声明が楽観視されてハイテク株が2020年以来の上昇を見せたことが下げ幅を和らげた。