米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムが28日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、2四半期連続の赤字となった。ただ、コスト抑制に向けた取り組みが進展しているとの認識を示した。  売上高は前年同期比およそ7%増の1212億ドル。増収率は約20年ぶりの低水準となっていた1-3月期と同程度の伸びとなった。損益は20億ドルの赤字。前年同期は78億ドルの黒字だった。1-3月期は7年ぶりに赤字に転落していた。  7-9月期については、営業利益がゼロ~35億ドル(前年同期は49億ドル)、売上高は1250億~1300億ドルを見込む。