大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)は監査事業とコンサルティング事業の分割を検討しているものの、米国での経営体制の変更や年金絡みの巨額債務を巡る問題などが足かせとなっている。  EYの内部文書や事情に詳しい関係者によると、事業分割計画を進めるか中止するかの幹部決定は当初6月に予定されていたものの、早くても8月中旬に先送りされている。