「信じること」の真意とは
自分をさらけ出してご神仏と向き合うことで、あなた自身もその存在を身近に感じられるでしょう。さらに、祈った後はご神仏の力を実感することが多くなるはずです。
ご神仏は、どんなあなたも優しく受け入れてくださいます。
過去の後悔や心のわだかまりがあれば、全部仏さまに話してしまいましょう。
「あれは、失敗だったな」「恥ずかしかったな」と悔やんでいることも、すべて吐き出してしまって大丈夫です。
仏さまはもちろん、誰かにもらしたりはしませんし、さげすんだり笑ったりすることなど絶対にありません。
仏さまは、人間とは比べようもない慈悲と力をもっています。
そういった意味では、両親以上、友人や恋人以上の存在です。
ですから、
「私はこんなに汚い考えをもっています」
「欲だらけです」
「こんないじわるもしてしまいました。ごめんなさい」
と正直に言い、
「つらいです。助けてください!」
「この願いをかなえたいんです。お願いします!」
と本音をぶちまけていいのです。
また、親や友人には言えないことでも、ご神仏には言ってもいいのです。
「こんなことを言ったら恥ずかしい」「こんな自分では叱られる」と思うことでも、しっかり受け止めてくれます。
それが、「ご神仏を信じること」なのです。
たとえば、極端な例ですが、「私って最低!」と思うような、人には決して言えないような行動をしてしまった場合でも、その後悔や苦しさをそのまま、ご神仏にまかせてしまっていいのです。
そうすると、ご神仏も、『よし、わかった!』と現実が変わるような変化をどんどん起こして、あなたが自分を受け止めて前進できるようにしてくださります。