米アマゾン・ドット・コムは自前のアプリで人気の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に似た形式の画像・動画フィード機能を実験している。買い物客が商品の画像などを他のユーザーと共有できる仕組みだ。関係者によると、今のところ少数のアマゾン従業員が閲覧できるようになっている。アマゾンは、フェイスブックを傘下に持つメタメタ・プラットフォームズやグーグルの親会社アルファベットなど、短編動画や絶え間ないコンテンツの流れによってエンゲージメントを強化しようとするハイテク大手の仲間入りをしたことになる。この機能の利用を追跡しているイスラエルの調査会社ウォッチフル・テクノロジーズによると、アマゾンが「インスパイア」という開発名で実験している同ポータルは、アプリのホームページにダイヤモンド型のウィジェットとして表示される。このウィジェットがフィードで見せる商品の画像と動画ストリームには、お気に入りマークをつけ、共有し、商品を購入する機能がある。今のところ表示されるフィードのほとんどが画像だが、ウォッチフルの調査担当者によると、このポータルは動画コンテンツにも対応している。
アマゾンもTikTokに似た機能 アプリでフィード実験
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