他人とのコミュニケーションは、気を遣うし疲れます。
けれどなるべくラクに、自分らしく、たのしく会話したいもの。そして良い印象も与えたい! ですよね。
この連載では、日本郵政や法務省、日本コカ・コーラ、日産自動車、日本アイ・ビー・エムなど多くの省庁や企業で講演や研修を担当し、15年間にわたって約7万人の老若男女にコミュニケーションを教えてきた『オトナ女子のすてきな語彙力帳』の著者、吉井奈々さんが「自然体のまま」で「相手も自分も大切にするコミュニケーション」のコツをご紹介します。

「かわいい」を言い換えられると大人っぽい。#かわいいの言い換え8選Photo: Adobe Stock

「かわいい!」ばかりを言ってない?

「かわいい(Kawaii)」は世界各国で使われる日本語のひとつで、21世紀に入って最も世界に広まった日本語とも言われています。しかし何に対しても、

「かわいい~♪」

 と言っていると、幼稚な印象を与えるかもしれません。

 大人っぽい表現に変えるためのポイントは、描写にバリエーションをつけること。

 たとえば色味がかわいいと思ったら

「カラフル」
「色鮮やか」
「パステルカラーがやわらかい印象」

 などと、色のイメージで表してみるのも手。

 質感がかわいいと思ったら、

「マット感が素敵」
「フワフワで手触りが心地いい」

 といった言葉で表現してみる。

 存在やキャラクターには

「愛らしい」
「可憐」
「チャーミング」

 といった言葉に言い換えるのもいいですね。

『オトナ女子のすてきな語彙力帳』では、無理なく自然体でできるコミュニケーションのヒントをたくさん紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
(本記事は『オトナ女子のすてきな語彙力帳』をもとに編集しています)