米宇宙開発ベンチャーのスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)と米携帯電話サービス大手TモバイルUSは25日、スペースXの衛星を利用してTモバイルの携帯への接続を米各地で提供するため、協力していく意向を明らかにした。現在は携帯サービスが提供されていない遠隔地なども含まれるという。新サービスはスペースXが打ち上げる予定の衛星「スターリンク」を活用する予定。Tモバイルが管理する無線周波数を使用している顧客に、接続サービスを提供するという。両社は2023年末までに一部市場でテキストメッセージ送受信の試験を開始する見通し。提携の最終目標は、電波塔の有無にかかわらず、どこにいても音声やデータ通信サービスを提供することにあるという。