米国では電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を所有する人が増えており、広告費争奪戦の次の戦場は充電ステーションになるかもしれない。充電ステーション運営数で全米最大手のチャージポイント・ホールディングスは、デジタルディスプレー会社アラ・ラブス(Ara Labs)とデスティネーション・メディアと手を組み、全米に広告ネットワークを構築する。デスティネーション・メディアは「GSTV」の商標で事業を展開し、ガソリンスタンドなどの小売店で動画広告を制作している。米エネルギー省のデータによると、チャージポイントは現在、米国にある計5万0063基の充電ステーションのうち、2万8753基を運営している。