みなさんはマイナンバーカードを申請して受け取っただろうか?今ならマイナポイントが1人当たり2万円分ももらえるチャンスだ。それに加えてファイナンシャルプランナー(FP)として申請をお勧めしたい理由があと二つある。マイナポイントのお勧め申請方法と併せて詳細をお伝えしたい。(ファイナンシャルプランナー〈CFP〉、生活設計塾クルー取締役 深田晶恵)
家族のマイナポイント一括手続きで
総額6万5000円分をゲット!
「マイナンバーカード取得者に最大2万円分のポイントを付与する“マイナポイント第2弾”のための予算、約1兆4000億円のうち、6000億円余りそうだ」というニュースを目にした人も多いだろう。多額の余剰の原因は、マイナンバーカードの申請が伸びていないからだという。
マイナンバーカードの普及率は、2022年7月末時点で45.9%。2人に1人は、まだ取得していないということだ。政府は、マイナンバーカードを「今年度末までにほぼ全国民に行き渡ること」を目指しているという。そのための施策として6月30日より「マイナポイント第2弾」の申込受付を開始した。
マイナンバーカードを持っていない人の未申請理由は、おそらく「忙しい」「手続きが面倒な気がする」「なくても困らない」ではないだろうか。少数派かもしれないが、ポリシーとして「マイナンバーカードは絶対に作りたくない」という人は、セキュリティー体制への不信感があるのかもしれない。
みなさんは、マイナンバーカードをお持ちだろうか。私は20年の「マイナポイント第1弾」がスタートしてすぐに家族(夫と私、同居の義両親)4人で取得した。夫と私は、「持っていて不都合はないし、そのうち持っていないと不利益が発生するかもしれない。だったら作っておこう」と考えた。
また、高齢者は免許証を持っていないと、身分証明書が必要なときに健康保険証ともう一つ何かの書類を組み合わせなくてはいけないため不便。義両親のマイナンバーカードはあった方が便利なので、家族4人で申請することにした(段取りをつけるのは私なので、1回で済ませたい)。
さらに「マイナポイントがもらえるなら、せっかくだからキャンペーン中に手続きして、ポイントをゲットしよう」と考えた。結果として、わが家は第1弾と第2弾トータルで6万5000円分のポイントをゲットした。
マイナポイントをもらう際には注意すべき点がある。筆者がいろいろ思案した結果たどり着いた、「お気に入り」のマイナポイント受け取り方法をご紹介しよう。
またファイナンシャルプランナー(FP)として、マイナポイント以外にマイナンバーカードの申請をお勧めしたい理由があと二つある。これも併せてお伝えしたい。