東大に現役合格し、人気クイズ番組『東大王』に出演。卒業後は『Qさま!!』出演やクイズ制作集団「Q星群」代表を務めるなど、多方面で活躍する林輝幸さんが、書籍『一生役立つ独学戦略』を出版。同書からの一部抜粋で、受験勉強、資格取得などで成果を出すための独学ノウハウを紹介する。
参考書は
「1ページ目」から始める
前回は、参考書選びのポイントをお話ししましたが、これに関するFAQをいくつかご紹介しておきたいと思います。
冒頭の見出し、「参考書は1ページ目から始める」というのは、僕の考え方、やり方を表したもので、実際は、いずれも「結局のところ、人による」というのが本当のところではありますが、僕なりのメソッドを簡単に書いておこうと思います。
Q.参考書は何ページ目から始める?
A.1ページ目から
参考書のタイプによりますが、「読みもの系」の参考書は1ページ目から読むのが妥当でしょう。
読みもの系は、たいてい序盤から基礎知識や前提知識をていねいに解説し、順を追って土台を固めていくというつくりになっています。そのため、最初から読んでいけば、自分がどこで行き詰まったか、どこまでわかっていて、どこからわからないのかを把握しやすくなります。