「朝食抜き」「スマホの見すぎ」は太りやすい、早大院卒ダイエットコーチ教える生活改善のヒント写真はイメージです Photo:PIXTA

「いつも一緒にランチをしているのに、どうしてあの人は太らないんだろう……」。生活リズムや食の好みが似ている職場の同僚やママ友と比べて、なぜか太りやすい自分に不満や疑問を感じたことはありませんか?実はその答え、日常の“ちょっとした過ごし方の違い”に理由があるのかもしれません。そこで今回は、早稲田大学大学院で運動生理学を学んだパーソナルトレーナー・計太さんが、朝・昼・夜ごとの「やせやすい生活」と「太りやすい生活」を紹介します。自分の生活習慣と照らし合わせることで、ダイエットを効果的に進めるヒントが見えてくるはずです。

 スマートフォンを使ってダイエット方法を検索すると、一瞬にして、たくさんの情報にアクセスすることができます。ただ、その中には「1日1分でOK」「これを制限するだけでやせる」など“付け焼き刃”的な情報が少なくありません。ダイエットをする上で肝に銘じておきたいのは、短期間で楽にやせる方法はなく、長期的な視点に立ち、生活習慣を改善しながら体重を落とすことがダイエット成功への近道だという事実です。そして、健康的にやせるためには、お手本とすべき“いい見本”だけではなく、“悪い見本”を知っておくことも重要です。今回は一日を朝・昼・夜の三つの時間帯に分け、「太りやすい生活」と「やせやすい生活」について比較していきましょう。

太りやすい生活【朝編】

・目覚めが悪い
・起きる時刻が遅い
・起床後、活動を始めるまでに時間がかかる
・便が出ない
・朝食を食べない
・日光を浴びない