クリミア半島の先住民族クリミア・タタール人は、自分たちがロシアによる徴兵の標的にされていると話すクリミア半島の先住民族クリミア・タタール人は、自分たちがロシアによる徴兵の標的にされていると話す

 2014年からロシアに占領されているウクライナのクリミア半島で、先住民族のクリミア・タタール人は、自分たちがロシアによる徴兵の標的にされており、厳しい選択に直面していると話す。祖国を離れるか、ウクライナに住む同胞との戦闘に身を投じるかという選択だ。

 ロシア政府の広範な軍事動員は、異例の全国規模での抗議活動や国境に向かう大規模な逃避を引き起こし、戦闘を望まない何十万人もの人々が国外に脱出している。8年前まではウクライナ国民だった人々をロシア政府が動員しようとしているクリミアほど、状況が切迫している場所はない。