内燃機関と電気モーターを組み合わせたハイブリッド車の需要が旺盛だ。自動車業界が完全電気自動車(EV)に突き進んでも、ハイブリッド車は重要な役割を担うとのトヨタなどの自動車メーカーの見方を裏付けた格好だ。  ディーラーやアナリストによると、ガソリン価格上昇や新型モデルの流入で需要が高まり、米国ではこの2年でハイブリッド車もEVもシェアを広げた。  消費者調査サイト、エドマンズ・ドット・コムのデータによると、1-8月には、米国の買い手はハイブリッド車がディーラーに到着してから平均で12日以内に購入していた。EVは16日、内燃機関車は23日だった。