ロシアは10日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)など複数の都市を攻撃した。ロシアがかなりの破壊能力を維持していることを改めて思い知らされる。これに対応する最善策は、ウクライナに武器をもっと供与することだ。その中には、より優れた防空システムも含まれる。  こうした攻撃はロシアがウクライナに侵攻した当初のパターンを踏襲するものだ。ウクライナは(あるいは誰かが)ロシアとクリミア半島を結ぶケルチ橋(クリミア橋)を攻撃した後にそうしたように、当初も軍事的成功を収めたとみられるとそのことを表明し、それを受けてロシアは民間人や、水道・発電施設など市民にとって重要なインフラを狙って報復攻撃を行った。