12日公表された9月20~21日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、当局者は根強い高インフレに懸念を示し、労働市場が軟化しなければ物価と賃金は下がらない可能性が高いとの見解を表明していた。9月の会合では多くの参加者が政策金利の見通しを引き上げた。一方で、経済や金融の不安定化リスクが高いことを踏まえ、過度な利上げに対する警戒感を示す当局者もいた。議事要旨からは、金利をより制限的な水準に引き上げることで、高インフレの定着を回避できると当局者が考えていたことがうかがえる。ここでより積極的に利上げすることで、「高インフレの定着に伴うはるかに大きな経済的痛みを防ぐ」ことになるとの見方で一致。今そうした措置を取らなければ、物価安定を回復するには一段の金融引き締めに加え、経済活動の深刻な停滞という痛みを伴うことになるとした。