米国では今、ストリーミング動画配信の競合各社が提携し、サービスをまとめて提供する動きが出ている。米国のケーブルテレビ視聴者はついこの間まで「バンドル」に抵抗していた。見もしない何百ものチャンネルが組み込まれた月額100ドル(約1万4600円)以上もするパッケージのことだ。視聴者はケーブルテレビの契約をやめて、新たなストリーミングサービスに個別に加入する喜びを味わった。だが結局、ネットフリックスやHulu(フールー)、ディズニープラス、HBOマックス、ピーコック、パラマウントプラスといった無数の動画配信サービスに個別に加入することは高くつく。業界大手各社は、そのように競争の激しい市場で成長するのは難しく、新たな方法でサービスを提供する必要があると認識している。つまりそれは、バンドルの新時代を意味する。
動画配信バンドル新時代 米競合各社が提携狙う
アマゾンやワーナー・ブラザース・ディスカバリーなどが模索するビジネスモデルとは
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