中国の習近平国家主席は、この数十年で最も恐るべき指導者となった。<link icon="none" linkend="https://jp.wsj.com/articles/SB12273252618571004181604586577701002336390" type="EXTERNAL">腐敗撲滅運動によって政敵を排除</link>し、自身の権力に疑義が生じる可能性(現実であれ推測であれ)を抑え込んできた。  政治ウォッチャーの中には、同氏の役割が安定すれば、こうした粛清は和らぐと考える向きもあった。