【シンガポール】中国共産党の新最高指導部は、習近平総書記(国家主席)と同氏に近い高官らでほぼ占められた。習主席は、過去数十年で最大規模となった国家による経済支配の強化を監督してきたが、一部のエコノミストは、習氏のこうした権力に対するチェック機能が一段と効かなくなることを懸念している。  中国は23日、最高意思決定機関である政治局常務委員会の委員を発表した。習氏とともに登壇した6人はいずれも、同氏に忠誠を誓う人物とみられている。