――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
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企業の技術責任者の間では、米マイクロソフト製品を購入して解雇されることはないというのがまだ定説かもしれない。だが最近では、もはや何も購入しない傾向が強まっているようだ。
世界のパソコン(PC)の大部分は引き続き、マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載している。同社の7-9月期(第1四半期)決算は、世界的なPC販売の落ち込みにもかかわらず、まずまずの内容だった。売上高と営業利益の伸びは鈍化したものの、ウィンドウズ事業が売り上げの大きな割合を占める部門でさえ、ウォール街の予想を上回った。