リモート勤務やハイブリッド勤務をしている多くの労働者は上司から忘れられるのではないかと不安に思っている。ところが上司は上司で、リモート勤務の社員は自分たちの好きなようにやろうと思えば何でもできるという不安にさいなまれている。  多くの企業幹部の予想に反して、オフィス勤務への回帰は進んでいない。職場のアクセスカードの利用状況をモニターするキャッスル・システムズによると、全米のオフィス稼働率は依然として50%を下回っている。多くのビジネスリーダーは社員がリモート勤務でも生産性を発揮していると称賛しているが、長続きしないのではないかと心配する人もいる。