米労働市場が冷え込みつつあるとはいえ、熱くないわけではない。労働省が4日発表した10月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は前月比で26万1000人増加した。伸びは上方修正された9月の31万5000人から鈍化したものの、エコノミストが予想していた20万5000人を上回った。過去3カ月の伸びは月平均28万9000人で、その前の3カ月の平均40万5000人増からは縮小した。
米労働市場、熱はまだ冷めず
景気後退懸念にもかかわらず、低迷の顕著な兆しは見えず
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