まずは頭の中に「大好きな人」を思い浮かべてみてください。
身近な人でもいいですし、大好きな推し(アイドル、芸能人、アニメキャラクター)でもいいです。「この人の言うことなら聞ける!!」と思えるような人を思い浮かべるのがポイントです。
その人から、何と言われたらテンションが上がりますか?
その人に、どんなふうに褒められたら嬉しいですか?
落ち込んでいる時に、何と声をかけられたら嬉しいですか?
勇気が出ない時に、何と声をかけられたら一歩踏み出せそうですか?
これらの答えを頭の中で想像してみてください。
イメージするのが得意な人は、「その人が実際に言っている様子」を想像するといいですよ。
なかなか思いつかないという人は、「自分がその人に声をかけるとしたら……」と考えてみてください。
●その人が落ち込んでいたら、どんなふうに声をかけますか?
●その人の背中を押すために、何と声をかけてあげますか?
その人に「こんなふうに声をかけてあげたい」と思ったことをそのまま、自分自身にかけてあげるようにします。
大切な人にかけてあげたい言葉を「自分」にもかけてあげる方法です。これを繰り返すことで、だんだん自分を大切にできるようになっていきますよ。
「自分に優しい言葉をかける」最大のポイントは、しっかりイメージすること。
自分にかける言葉を「覚える」ことも重要です。覚えていないと、とっさに出てきませんから。
紙に書き出したり、スマホのメモ帳に入れたりして、「何かあったらすぐ見る」を習慣づけるようにします。
何かできたり、反対にできなくて落ち込んだり、勇気が出なかったり、自分を責めてしまいそうな場面で『自分への優しい言葉』を見るようにしてみてください。
最初は慣れないかもしれませんが、毎日行っていれば1~2週間ほどで慣れてきます。
3週間目にはメモを見なくても、自分に声かけできるようになります。