億万長者のツイッターの所有者、イーロン・マスク氏は7日午前、米中間選挙に向けて意見を発し、民主党政権を抑制するため共和党に投票すべきだと述べた。民主党は上院の議席の半数を占め、下院では僅差で過半数を握っている。マスク氏はツイートで「独立した考えを持つ有権者へ。権力を政党の間で分け合えば、政党が力を持ちすぎる最悪の事態を抑えられる。大統領が民主党なのだから、私は共和党の連邦議員への投票を勧める」と述べた。2番目のツイートでは「筋金入りの民主党や共和党の支持者は決して反対側の候補者に投票しない。だから実際に決めるのは、無党派の有権者だ」と付け加えた。同氏は6月に、初めて共和党候補者に投票したとツイートした。自らを「穏健派」と呼ぶマスク氏は当時、次の大統領選にはフロリダ州の共和党知事ロン・デサンティス氏の支持に傾いていると発言した。ドナルド・トランプ前大統領も出馬を検討している。