スモールステップでおみやげ算を
確実にマスターする!
おみやげ算は、スモールステップで反復学習することで定着し、身につけることができます。本書でも、次のようなスモールステップ(きめ細かい段階的な学習)によって、おみやげ算を着実にマスターできるようつくりました。
本書の構成
・ステップ1:おみやげをわたそう!
・ステップ2:おみやげをわたした後にたして、引いて
・ステップ3:たして引いた後にかけよう!
・ステップ4:一の位どうしをかけよう!
・じゅんびうんどう さくらんぼ計算(その2)
・ステップ5:ステップ3とステップ4を合体して、おみやげ算完成!
・ステップ6:おみやげ算になれていこう!
・ステップ7:□の数をへらして計算しよう!
・ステップ8:おみやげ算をマスターしよう!
このように、2つの「じゅんびうんどう」と、8つのステップで確実に、11×11~19×19の暗算ができるような構成になっています。
対象年齢は小学3年生以上ですが、九九とくり上がりのあるたし算ができれば、小2以下のお子さんでもマスターできます。「おみやげ算は中学受験生にとって必須」と言いましたが、小学3年生以上のすべての人々が習得すべき計算法だと考えています。
計算力は算数の基本です。できるだけ早い年齢で『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』をやり通し、おみやげ算をマスターしませんか? それによって、中学受験生だけではなく、小学生から大人まで、さまざまなかたの計算力を少しでも上げたいと思い、この本を作成しました。
おみやげ算で19×19までの計算ができる理由や、他の計算法(分配法則など)との比較についてなど、さまざまな視点からこれからの連載でお話ししていきます。