「これさえあれば、「数字に強い人」になるのなんて、カンタンだ! 巨額マネーを動かす外資系投資銀行のエクセルノウハウを使ってどんなビジネスでも通用する万能スキルを手に入れる。大手総合商社、世界的メディア企業、金融機関、グローバルIT、巨大通信企業、外資系コンサルなど、多くの企業で採用されているエクセル人気講座を書籍化した『「それ、いくら儲かるの?」外資系投資銀行で最初に教わる万能スキル エクセルで学ぶ ビジネス・シミュレーション超基本』のエッセンスを紹介。

計算技術が進んだ結果、「数字に強い」の意味が変わってきた

「数字に強いビジネスパーソン」という言葉を聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

 数字の書かれた収益計画の紙を見ただけで、この利益の計算は間違っていると指摘できる上司や、あるいは「こういう比率を出してほしい」と依頼されれば暗算でぱっと数字を出せる若手社員……みなさまの周りにもこのような社員を目にしたことがあるのではないでしょうか。

 しかし、このようなスキルは、あくまで「あらかじめ決められた計算方法について、ミスを見つけられる、早く計算できる」という能力であり、計算技術が発達した現在、必ずしも人が努力して鍛えるべき能力ではなくなってきています。言うまでもなく、身近なところにエクセルがあるのですから。

では、どんな人が「数字に強い」と言えるのでしょうか?

「数字に強いビジネスパーソン」とは、不確実な将来を定量的にシミュレーションすることで、必要な打ち手の優先順位を考えられるビジネスパーソンです。特に「定量的」がポイントです。下の図表左側のように「いつか」黒字になる、というよりも、右側のように「3ヵ月後に」黒字になると答えられたほうが、将来イメージを具体的につかむことができます。

数字に強いビジネスパーソン