米アリゾナ州で実施された各選挙は9日になっても見通しが立たない状況が続いており、数十万票が未集計のままとなっている。同州の選挙に出馬した4人の共和党候補はドナルド・トランプ前大統領や、2020年の大統領選が不正投票で結果がゆがめられたとする同氏の誤った主張に沿った選挙戦を展開した。同様の立場を取った共和党候補らは、全米各地で苦戦を強いられている。ダグ・デューシー知事の首席補佐官を務めるカーク・アダムス氏は、「選挙結果はまちまちなものになるとみている」と発言。同州は長年にわたり共和党の牙城とされていたが、有権者が民主党候補にも票を投じているようだとし、「特に州選挙に出馬している場合は、名前の横に『R(共和党)』があるだけで安心という状況ではもうない」と続けた。
米アリゾナ州、知事選や上院選など依然見通し立たず
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