陰影のコントラストに映えるカラマツ林
カラマツといえば、日の光に照らされて黄金色に光る紅葉した葉が印象的ですが、雲が出ているときには、雲間から日が差している日向の場所と日陰の場所のコントラストは、カラマツの黄金色がより強調されて見える風景です。
特に夕方、山間の道を通っていると、雲による影と山による影ができているなか、そこだけがスポットライトを浴びているかのような風景をよく目にします。
こちらの写真は後志エリアの喜茂別町で遭遇したカラマツ林のものです。厚い雲の間から差す陽光が、ひと筋、ふた筋とカラマツを照らしている風景です。
光の加減で、風景のこの部分だけを切り取ると、まるで絵画のような幻想的風景に見えています。
曇り空からカラマツ林にだけ日が当たっている風景。曇った薄暗い空に黄金色が映えます。
ちなみに手前に写っているものは、収穫されたビート(てんさい)です。