イスラエルのベンチャーキャピタル(VC)、アワークラウドは、数千万ドルを投じ、アラブ首長国連邦(UAE)で人工知能(AI)ビジネスを開始すると発表した。2年前に国交を樹立した両国が、ビジネスでも関係を深めていることを示す最新の動きとみられる。アワークラウドは、アブダビへの投資促進を担う政府機関であるアブダビ投資事務所(ADIO)と提携して同国での事業を拡大、今後4年間で従業員を4人から60人に増やす計画だと述べた。両者は事業拡大のために合計6000万ドル(83億8800万円)を投じ、その大部分は「インテグレーテッド・データ・インテリジェンス」と名付けられた新たなAI事業の立ち上げに充てられる。