成功率96.6%のダイエットとして、今、話題の書「3か月で自然に痩せていく仕組み~意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」(野上浩一郎著)。ダイエットにつきものの「我慢」や「意志力」が不要なのに、3か月でするすると自然に痩せて2度とリバウンドしない体が手に入るのは、「ダイエットが続く仕組み」や「挫折ポイントの抜け道」が、しっかり緻密に組み込まれているから。飲んだり食べたりすることが多くなる年末年始に向けて、どのようなことに気を付ければよいのか、本書の著者・野上浩一郎先生に聞きました。

【年末年始も体重キープ!】食べても太らないおつまみ・ベスト4Photo: Adobe Stock

飲み会で太るのはおつまみの食べ過ぎ

 お酒を飲むと、お腹がすいているわけではないのに、つい食べ過ぎてしまうことがあります。お酒を飲むと体重が増えるのは、実はお酒そのものよりも、糖質やカロリーの高いおつまみを食べ過ぎていることが原因です。

 かといって、おつまみなしだと、アルコールの分解が遅くなったり、悪酔いにつながったりと、健康に悪いのも事実です。

糖質の少ないおつまみを選ぶ

 太らないおつまみベスト4は本書でも紹介している通り、「えだまめ」「カッテージチーズ」「あたりめ」「もずく酢」ですが、低糖質、高たんぱくのメニューもおすすめです。

たとえば、塩で味付けをした焼肉、焼き鳥。刺身、唐揚げなどもよいでしょう。甘辛いたれ味のものは糖質が多くなるので要注意! いずれの場合もご飯は少なめにしましょう。

 飲むお酒も、本書で紹介しているように、ハイボールや焼酎など糖質の低いものがベスト。糖質の高いお酒を飲む時は、野菜を一緒に食べるようにしましょう。急激な血糖の上昇を抑えられるのでダイエット効果があります。

時間を決める

 また、お酒を飲んでいる時間が長くなると、その分、お酒やおつまみの量が増えてしまうもの。

 ダイエット中だけど、相手に悪いかなと思って長時間付き合ってしまうことが多いなら、はじめから帰宅時間を伝えておきましょう。

「このあと予定がある」「子どもが待っている」などなど…‥。相手を傷つけないウソは大いにアリです。

*本記事は「3か月で自然に痩せていく仕組み 意志力ゼロで体が変わる!3勤1休ダイエットプログラム」のメソッドをベースにしております。

著者/野上浩一郎

治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は96.6%を誇る。のべ3万人の施術経験と、600人のダイエット指導実績あり。

監修/西井義典

医師・西井医院院長

2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。