米バイオ医薬品大手アムジェンは、希少疾患治療薬を手掛けるバイオテクノロジー会社ホライゾン・セラピューティクスの買収に向けた交渉が進んだ段階にある。関係筋が明らかにした。ホライゾンの評価額は200億ドル(約2兆7300億円)を大幅に超える可能性があり、そうなればヘルスケア分野でのM&A(合併・買収)で今年最大規模となる。フランスの製薬大手サノフィが4日、ホライゾンの買収断念を明らかにした後、アムジェンはホライゾンの買収を目指していた3社のうち最後の1社だったと関係者は述べた。アムジェンとの交渉が決裂しなければ、12日までに合意する可能性があるという。(この記事は更新します)