「今日、何する?」「どこ行く?」「何食べる?」と思ったとき、開くと必ず答えが見つかる書籍、『旬のカレンダー』。1年12ヵ月、四季に合わせてそのとき「旬」の、食べ物、花、レジャー、家事、行事、そして神社参拝やお墓参りの作法……など、お金をかけなくても毎日を充実させるために知っておきたいことを400個以上も紹介しています。今回は、Dr.コパさんに伺った、どんな神社よりもまず先に行くべき場所について紹介します。
とりあえず、大きくて有名な神社に行っていませんか?
叶えたい願いがあるとき、大きくて有名な神社へ参拝する人は多いものです。
そのこと自体が悪いわけではありませんが、参拝の基本は、近所にある氏神神社です。
地元の神社は「氏神」様で、近所に住む人たちは「氏子」。
氏神様は、親が子どもを守るように氏子を守ってくださるので、私たちの日々の暮らしに安寧がもたらされます。
大きくて有名な神社のほうがパワーが強いのでは、と思うかもしれませんが、神社自体にパワーの強弱はなく、お社の大小も関係ありません。
ですから、とりあえず大きくて有名な神社に参拝するよりも、近所の氏神神社に毎月初めの一日にお参りする「一日参り」を行い、無事に過ごせた1ヵ月に感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りするほうがいいでしょう。
神社は神様と直接つながる場所ですから、やはり定期的にお参りして、日々の感謝やその時々の自分の状況を報告し、神様との間に信頼関係を結ぶことです。
感謝やお礼をお伝えすることはないのに、自分がお願いしたいことがあるときばかり、大きくて有名な神社に足を運ぶ、という人よりも、授かるご加護は大きくなってくるはずです。
『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「これやりたかったのに、もう過ぎてる!」「もっと早く知っていれば!」と思うようなことを400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、少し立ち止まって心を落ち着けてくれるだけでなく、開運にもつながります。行うだけで開運につながる年中行事のほか、季節料理、旬の野菜、魚、菓子、花、など、暮らしと心を豊かにしてくれる様々なことを紹介しています。参考にしてみてくださいね。