インフレ問題、未解決だがクールダウン傾向にPhoto:Drew Angerer/gettyimages

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 突然、インフレの熱は大幅に冷め始めた。今後数カ月は、さらに下がる可能性がある。

 米労働省が13日発表した11月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比で0.1%上昇し、エコノミスト予想の0.3%増を大幅に下回った。総合CPIは前年同月比7.1%上昇と、上昇率が昨年12月以来最少となった。食品とエネルギーを除いたコアCPI(エコノミストや政策立案者がインフレ動向をより良く理解するために重視する指標)の上昇率は、前月比が予想を下回る0.2%増、前年同月比は6%増となった。